LastLOVE

・まさか…

彩夏SIDE



長かった学校が終わり、下校時間になった。

下に降りて、健が迎えにくるのを待つ。




「おっ!!!彩夏一人???」

「今はね」

現れたのは翔ちゃん。



「一緒に帰ろう」


「あっ!!!ごめん…待ってる人いるんだぁ…」

顔の前で手を合わせて、謝った。




「もしかして…彼氏???」


あたしはおっきく頷いた。

「彼氏いたんだ…」

「まぁね…」


なんか気まずい雰囲気…




チュ…

















え…











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