愛してるし。




「んじゃ、
俺そろそろ行くわ。」



「あのっ・・・

ありがとう。
今日も、この前も
助けてくれて。」









俺は、
フッと笑って
ゆうに近づいた。



そして
そっとゆうのおでこに
キスをした。


「もう襲われんなよ。」




耳元でそう呟いて、
屋上をあとにした。


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