ウエディングドレスを着せてやろう
 光一と二人、ベッドの上で身を寄せ合い、あのブランケットを肩から掛け合った。

 道で足を踏んだ罪で、結婚式の写真を撮らされ。

 今はその罪に守られている――。

『お前、そのウエディングドレスが着たいのか?
 じゃあ、俺の写真だけの妻になれ』

 そう言ってきたときの光一を思い出し、微笑んだ花鈴に光一が口づけてくる。

 もふもふのブランケットと光一に包まれながら、花鈴はそっと、目を閉じた――。



                         完





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