裏切り
8章・・経緯・・

夏海side



奥菜 千亜季とは
大学の共通の友人から
紹介されて知りあった。

誰もが目を引く千亜季
はじめは、綺麗人だな
友達になりたいなぁ
と、純粋に思っていた

だが、男子から
告白されても
断り続け

ガーデニングの事ばかり
水あかが··とか
土が···とか
苗が···とか
そんなこと・・はがり
バカなの?
と、次第に思うようになっていった。

だが、男子から
奥菜さんと仲良いなら
合コン誘ってよ、とか
奥菜さんが来るなら
合コンしてもよいよ、とか
言われて
なにが、奥菜さん、奥菜さん···よ
そう思っていたら

あの有名な
蒼山学院大学の男子から
合コンの申し込みが来て
そこでも、奥菜さんを
つれてきて欲しい・・だった。

5対5で······と。


仕方なく·····

「お願い、千亜季。
どうしても、蒼山学院大学の
男子と繋がりが欲しいの。」
「私、興味ないから。」
そう言う千亜季に
何度もお願いして
拝み倒して
なんとか合コンに
参加してもらえることに。

だけど、千亜季に
「一時間だけしかいないから」
と言われ、そう約束して
参加してもらったのが
大学三年の終わり。

蒼山学院大学の男子は、
イケメンばかりで
その中でも
ダントツは、佳山大典君。

私も、大典君に
狙いを定めていた。

だが、他の男子4人は千亜季が
男性に興味がないとわかると
他の女子に目を向けたが
大典は、千亜季のそばを離れず
千亜季が時間になり
帰ると言い出すと
送るから、ときかずに
千亜季と帰っていった。

なによ!!
千亜季ばかり

その日は、飲むだけ飲んで
騒いで、目が覚めたら
蒼山学院大学のメンバーの
一人とベッドにいた。

はぁっ、だるいし
帰っちゃおう
と、着替えて
まだ、寝ている
名前も定かでない男子を置いて
枕元に一万円を置いて
ホテルの部屋をでた。
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