裏切り

私は、大典の事を忘れてしまっていた。

頭の中は、進藤さんの事を
考えていた。

なぜか、
離婚をした理由から
仕事の話し
哲也叔父さんの話しもしていた。

お酒が入っていたのも
あるけど
私も進藤さんも
酒に弱いとは思えない。

ただ、わかっているのは
進藤さんが話し安かったから。

大学の時に
初めて大典から
話しかけられた時、無視していた。
ただ、鬱陶しくて
面倒だったから。

なのに····不思議だ
と、思いながら
ベッドに入り
あっ、大典大丈夫だったかな
と、思い出した自分におかしくて
一人で笑ってしまった。

すると、ラインがきた。
進藤さんだ。
【早速、ラインしたよ。
今日は、話してくれて
ありがとう。
また、話せるかな?】
と、きていて
【私も話せて良かった。
是非、また話しましょう。
お休みなさい。】
と、返信すると
【お休みなさい。】
と、進藤さんからの
返信がらきて
なんだか、心があったかく
なりながら、眠りについた。
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