王子様の溺愛は、とことん甘い【番外編追加済み】
それぞれの気持ち

芙羽梨side


「今日のHRは、体育祭の個人競技を決める。あと1ヶ月もないからな。学級委員任せたぞ」




谷倉先生から指示を受けた2人の学級委員は、早速前に出てきて仕切り始めた。




うっ…体育祭…かぁ…。




「嫌だなぁ…」




「…声に出てるよ?ま、その気持ちもわからなくはないけど」




隣の彩凛ちゃんにそう指摘されつつも、やっぱり嫌だという気持ちは変わらない。


< 144 / 438 >

この作品をシェア

pagetop