王子様の溺愛は、とことん甘い【番外編追加済み】


朝はお礼を言うのに必死で、よく顔を見れなかったけど…。




絵本の中から飛び出してきた王子様みたい…。




栗色のふんわりとした髪に、優しそうな目じり。




薄い唇は少し色っぽい。




「っ…」




「芙羽梨…?なんか、顔赤くない?」




コソコソっと彩凛ちゃんが声をかけてくれたけど、とりあえず首を控えめに横に振る。




あとできちんと話すと決めて。

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