王子様の溺愛は、とことん甘い【番外編追加済み】
私の話を聞いた彩凛ちゃんは、目を丸くして驚いた。
「嘘…っ!?それはなんか…凄いね。漫画みたいな展開じゃん?」
「うん…ちょっとびっくりしちゃった。でも、それだけなんだ」
そう、ほんとにそれだけ…なのに。
生徒会長の顔が頭から離れない。
でも、これをなんと言うのか…よく分からないまま教室へ着いた。
教室へ入ると、なんだかまた朝と同じような視線を感じてしまう。