王子様の溺愛は、とことん甘い【番外編追加済み】
王子様のお家訪問

お姫様のアルバム


「…し、詩音先輩…ほんとにいいんですか?」




「うん。だって、ちゃんと顔を見て挨拶したいからね」




「う〜…わかりました。では、どうぞ…」




「お邪魔します」




あぁ…とうとうこの日が来ちゃった。




突然何事かと思ったかもしれないけど、今日は詩音先輩が私の家に挨拶に来る日。




事の発端は、私が詩音先輩に好きだと伝えて…正式に付き合うことになったあの日曜日のホテルでのこと。




『…えっと、つまり…詩音先輩が私の両親に許可をとって、こうして泊まることを決めた…っていうわけですか…?』

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