王子様の溺愛は、とことん甘い【番外編追加済み】
「ふー…やっとお昼になった。授業に追いつけるか心配だったけど、何とかなってよかったわ」
「うん、あんまり苦じゃなかったもんね」
「芙羽梨は頭いいもんね」
初めての授業に戸惑いながらも、なんとか午前中は乗り切って今はお昼過ぎ。
私たち2人は、お弁当を持ってきたから教室で食べようってことになった。
「香月会長さ、芙羽梨と学年が2個も違うのによく付き合うって考えに至ったよね」
「なんで…?」