王子様の溺愛は、とことん甘い【番外編追加済み】


「ふー…やっとお昼になった。授業に追いつけるか心配だったけど、何とかなってよかったわ」




「うん、あんまり苦じゃなかったもんね」




「芙羽梨は頭いいもんね」




初めての授業に戸惑いながらも、なんとか午前中は乗り切って今はお昼過ぎ。




私たち2人は、お弁当を持ってきたから教室で食べようってことになった。




「香月会長さ、芙羽梨と学年が2個も違うのによく付き合うって考えに至ったよね」




「なんで…?」

< 43 / 438 >

この作品をシェア

pagetop