王子様の溺愛は、とことん甘い【番外編追加済み】


「なんだろう…?」




「先生とかの呼び出しじゃない?」




『1年A組宮村芙羽梨さん。至急、生徒会室に来てください』




-ピンポンパンポーン




「い、今の香月会長じゃない…っ!?」




な、なんで詩音先輩が…っ?




教室のみんなも、廊下の人もほとんどの人が騒いでいる。




「とりあえず、行ってきな?香月会長もやるな…」




「あ、うん…ごめんね、彩凛ちゃん」




「大丈夫、私のことは気にしないで。行ってらっしゃい」




「行ってきます!」




なんで呼び出されたんだろう…?




そんなことを思わざるを得ないけど、とにかく行かなきゃと思い、生徒会室に足を速めた。
< 45 / 438 >

この作品をシェア

pagetop