王子様の溺愛は、とことん甘い【番外編追加済み】
なんて言いながら、詩音先輩はふかふかそうなソファに座っていた。
「その…用事があって私を呼んだんじゃ…?」
「ん?そんなのないよ?」
「ええっ…?」
あんな校内放送までしておいて、用事なかったの…?
「そんなとこに突っ立ってないで、こっち来なよ」
困惑していると、グイッと腕を引っ張られソファに座らせられる。
「せ、せんぱっ…って…きゃっ…」
「んー…芙羽梨いい匂い…」