王子様の溺愛は、とことん甘い【番外編追加済み】
-ドンッ
「きゃっ…ご、ごめんなさいっ…!!」
案の定転んでしまった。
しかもぶつかった相手は…
「芙羽梨…?大丈夫?怪我はない?」
まさかの詩音先輩だった。
びっくりしすぎて、声も出ない。
タイミング悪すぎだよ私っ…!
「そんなに早く僕に会いたかったの?ほんとに可愛いね、芙羽梨は」
「いや…そうじゃなくて…っ」
「…?違うの?でも、とりあえず場所変えよっか?ここだと可愛い芙羽梨がみんなに晒されて嫌なんだよね」