王子様の溺愛は、とことん甘い【番外編追加済み】


「はいっ、いただきますっ」




まだ先輩が食べていない部分を、1口サイズに切り食べてみる。




わ…先輩のタルトも美味しい…っ!




苦味の中にも程よい甘さがあってすごく美味しい。




一方先輩は…




「ん、あっま…でも、美味しい」




「ですよねっ…!先輩のも美味しいです!」




「ふっ、すごい嬉しそう」




私を見ながらニコニコ微笑む詩音先輩は、ほんとに王子様なんじゃないかと錯覚してしまいそう。




「どうしたの?急にポカンとして」


< 70 / 438 >

この作品をシェア

pagetop