美術室のユーレイ








嘘だと思った。


嘘だと信じたかった。


私が今まで接してきた相手が、まさか美斗くんじゃないなんて…。


本物の美斗くんはまだ生きているなんて。




こんなの信じられるわけがないじゃん。



でも、結杏が嘘をついている素振りは全然ない。
















美斗くんは、美斗くんじゃない…。







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