元姫様は愛されたい
迅の纏っていた空気が変わる

ピリピリとした殺気がその場を包み込む

さすがの雷神も顔を真っ青にしてその場を動けないようだった

「最低なのはお前らの姫だろうが。調べようともせずにそいつの言葉だけ信じてバカな奴らだな。」

「なッ…俺らは全国No.1の雷神だぞ?!
調子に乗ってんじゃねーぞ!!」

「調子に乗ってる…?全国No.1も落ちぶれたな。」

「お、おい!!待てッ!!」

「うるせえよ。それと…次こいつ傷付けたらただじゃおかねーから。」

「お前…その殺気…何者だ…?」

「覇王…そう言ったらバカなお前らでも分かるだろ?優奈は覇王の姫だ。傷付けたら覇王を敵に回したと思え。」

「覇王…ッ!!世界No.1の…ッ!!」

「雷神、真実はすぐ側にある。知りたいなら調べるんだな。」

そう言い残すと迅は私の手を引っ張って倉庫へと向かった--

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