人格矯正メロディ
☆☆☆

それからの時間はまるで夢のようだった。


海は本当に優しく、いつもなら地雷になりうる言葉を発してもあたしを殴る事は一切なかった。


それ所か今までの行為をすべて謝罪し、あたしとの結婚のために頑張って社会へ出るとまで言ってくれたのだ。


家に帰ってからも海がくれた言葉の数々が頭の中でリピートされていて、あたしは何度も安息をついた。


あたしが大好きな海だ。


最初に出会った事の海。


ううん、それ以上に優しいかもしれない。


思い出すだけでやっぱり頬が緩んでいく。


幸せな気分のまま眠りにつこうとした時、不意にコトハの顔が思い出された。


そうだ。


この幸せはちゃんとコトハに伝えないといけない。


なんせあのアプリを教えてくれのはコトハなんだから。
< 59 / 202 >

この作品をシェア

pagetop