結ばれる運命だから
18

2つのお皿に チャーハンを 盛り付けていると スマホが鳴る。


「悠香 何号室?」

昨日は マンションの前で 別れたから。

「302号室。下 開けるね。」


オートロックを 外して。

タイミングを 計って。


少し ドアを開けて 廊下を覗くと

俊樹が 歩いていた。



私に 気づいた俊樹は 笑顔で 手を上げる。


「俊樹 お疲れ様。」


私は 玄関で 俊樹の頬に キスをした。


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