はやく俺のモノになればいいのに



「おつかれ~!」



実柑監督が率いる我がクラスの演劇は、

大成功をおさめ



無事、学園祭を終えることができた。



ユキさんは


「いらっしゃいませ」


それはそれはカッコいいカフェの店員に扮していて。


「ユキ、あっちでオーダーとってきてよ」
「ちょっと今忙しい」


……私にだけ甘い店員さんになっていたのでした。


< 532 / 553 >

この作品をシェア

pagetop