鳴り響け、復活のソナタ


「ウハハ。まぁ見てろゴリ。
これから忙しくなるぜぃ?」


「・・残業代はちゃんと出せよ。」


「ウハハ!!
そうと決まったらまずはメンバー集めだ!

ゴリよ、今から【原宿】行ってこい。」


「・・・・は?」


「ウハハ、竹下通り歩いてる女達に声掛けて、【スカウト】してこい。」


「・・・・・・・は!!?」


「ウハハ!」


「ちょ、ちょっと待て。
俺がメンバーをスカウトするのか?

“人を見る目”だったらお前の方が・・
俺とお前では月とスッポンだぞ?」


「俺が竹下通りなんざ行ってみろ。パニックになってスカウトどころじゃねぇぞ?」


「そんな事、変装でも何でもすれば、いくらでも人目は誤魔化せられ・・・。」


「ウハハ。たまには編集作業以外も良いもんだぜゴリよ。

ここはお前に任せた。

俺が作るアイドルの採用条件はただ一つ。


{・・・・・・・・・}


これを満たしていれば、
見た目なんざどうでもいい。

ブスでもデブでもババアでも誰でも、
【7人】連れてこいゴリ。」


「・・・・・・・・・・・・。」


「ウハハハ!」

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