幻惑
翌週の月曜日も、私達は会っていた。

お酒が弱い私は、2杯のカクテルで現実を忘れられる。

翼の話しは新鮮で。

私はうっとりと、潤む目で翼を見つめる。

翼の熱い目と甘い言葉は、お酒以上に私を酔わせる。



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