ヤンキーとあたしと嘔吐~君に贈る物語~


「…………倉橋……マリ」

なにか聞こえリュウヤがさっきいた方を見ると、こっちを見てニタニタしていた。



「おい、倉橋マリ。また後でな」



「え?なま……え……」




はっ!
リサとダイくん!!

2人の顔を見てため息をついたが、後の祭り。


ピシャリと閉まったドアをみて、これから起こることは嫌な予感しかしない。
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