王子様に愛されて



「芙柚を補充させて?」


「しょうがないですね……」


和希先輩の膝の上に乗ってギューする

なんか……今日は匂いが違う?


「和希先輩、洗剤買えましたか?」


「芙柚と同じのにした」


「へぇ…………」


「芙柚と同じ匂いにすれば、いつでもくっついてる感じで嬉しい」


「へへっ」


いつもは魔王というか…Sっ気がある和希先輩だけど、たまに子犬みたいに甘えてくる


私は、どっちの和希先輩も大好き


「芙柚、誕生日おめでとう」


「えぇっ……!これって」


「水着と芙柚が欲しがってたやつ」


欲しがってたやつはありがたいんですけど…なんで水着が追加されてるのかな


< 230 / 256 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop