組長とマフィアの標的になりました。

仁「お前ら〜忘れ物はないな〜」


  相川 仁先生 数学の教師怒らすと課題を出す厄介な先生


仁「それじゃあ前の続きから、28ページ開いて」



美紀「…」



   私は昔の事を思い出していた、千秋さんの事を…



千秋「美紀!こっち向いて〜」



美紀「なに?」



   カシャ!



千秋「可愛い顔笑」



美紀「その写真捨てて」


千秋「だめ〜捨ててもいいけど俺に笑った顔を見せてくれたらいいよ」



美紀「い、…」



千秋「それまでこの写真は人質だ!明日プリントして渡すよ笑一つずつもとうね」



美紀「捨てます」



千秋「お前は優しいから絶対に捨てないよ笑」



   千秋さんの言う通り私は写真を捨てずにずっと持ってた。




   時間が経った今でも



仁「久…」



美紀「…」



仁「久我…」



光「…美紀」



美紀「…」




   私は先生や光の呼びかけに気づかず、ずっと思い出を思い出してた



仁「…美紀‼︎」



  バシ‼︎



美紀「いった!」



   先生に教科書を頭に叩かれてやっと気付いた、今が授業だと言うことに




美紀「?!ご、ごめんなさい!」



仁「いい度胸だな俺の話は退屈か、あ?」




美紀「ち、ちょっとだけ…」



全員(え?久我さんバカなの?!)



仁「…授業終わったら職員室来い」



美紀「は、はい…」



   やっちゃった…課題決定だな



    キーンコーンカーン



仁「今日はここまで、久我はこの後職員室来いよ、後のもんは帰れ」



光「もう〜美紀のバカ!」



美紀「気づかなかった」



光「でしょうね〜ずっとボーッとしてたし」



美紀「遅くなるから今日は光の家行けない、ごめんね」



光「分かった、また誘うね」




美紀「うん」
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