組長とマフィアの標的になりました。

美紀「……」


龍「なんで俺を庇った、どう見ても俺が悪いのに」


美紀「自覚あったんですね」



龍「ああ?」



美紀「私は喧嘩を見たくないから言ったまでです。これ以上の感情はありませんので」


龍「あっそ」


美紀「ここで大丈夫です」


龍「……」


美紀「絵持ってくれてありがとうございます」


龍「ああ」


美紀「それでは」


龍「…さっきは投げ飛ばして悪かった」


美紀「…」


龍「今度なんか奢ってやる」


美紀「プリンでおねがしいます」


龍「ガキかよ」


美紀「うっさい」


龍「明日新作のプリンやるよ」


美紀「期待してますね笑」


龍「…おう‪笑」


龍(案外可愛いところあるじゃん)


?「あの子は……美紀」


ドサ!バフ!



私は荷物をリビングに放り投げソファーにダイブした


やっぱり家の中で1人は寂しい……


そんなことを思いながら私は眠りについた。


次の日


ドンドンドンドンドン!


美紀「ん〜」


ドンドンドンドンドンドンドン!


美紀「ん〜……」


ドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドン!



美紀「……(ガチャ!)朝からうるさい!誰よ!……龍さん?」


龍「お前今何時だと思ってんの?」


美紀「え?」


時間を見ると9時


美紀「うそ……」


龍「その様子だと今起きたみたいだな」


美紀「龍さん私の荷物準備よろしくお願いします」


龍「は?」


美紀「今からお風呂にはいってきます」


龍「そんな時間……てもういねぇし……」


私は適当にシャワーをし制服に着替えた。


龍「お前まじで風呂はぇな」


美紀「慣れてるので」


龍「机の上、用意した」


美紀「ありがとうございます」


なんとも面白くもない会話をしながらね急ぎめに部屋を出た


龍「おい、今更間に合わねえぞ」


カッカッカッカッカッカッカッ!


美紀「ギリギリ間に合います」


龍「無理」


美紀「間に合う」


龍「無理」


美紀「間に合う」


龍「今日体育館で朝礼」


美紀「…ゆっくり行きましょ、なるべく朝礼が終わるまで学校にはついて欲しくないです。」


龍「アホか」



美紀「私はアホです」
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