組長とマフィアの標的になりました。

それからリンさんとの特訓が1ヶ月続いた


またいつものように練習をしに、待ち合わせ場所に向かうとリンさんがスケッチブックを持っていた。


リン「你來了嗎」(来たか)


美紀「?なんて言ったの」


リン「来たかって言った」


美紀「なるほど」


リン「今日練習は休憩」


美紀「それじゃあ何するの」


リン「お前を描く」


美紀「……いいよでも暗いのに見えるの?」


リン「大丈夫、目がなれたらはっきり見える」


美紀「そう」


リン「お前は普通に座ってればいいから」


美紀「うん」


とわ言ったけど、ただ座って描かれるだけなのは恥ずかしい


そうだ、いいこと考えた。


美紀「私もリンさんを描く」


リン「お前が?」


美紀「うん」


リン「……はい紙と鉛筆あとこれ」


下敷き?


リン「今これしかねぇから」


美紀「分かった」


それから私達は黙って黙々と描き続けた


美紀「描けた」


リン「見せて」(?!うん想像してたより破壊的)


美紀「リンさん本当に上手いですね。」


リン「どうも」


美紀「紙かえっこして隣に私たちを書きませんか?」


リン「ふっ笑いいよ」


美紀「?」


それから私とリンさんが描いた紙を交換してまた描き始めた


美紀「……なんだかリンさんの絵を見たら私の描いている絵子供と一緒に見えてきます」


リン「將會」(だろうな)


美紀「なんて言ったんですか?」


リン「秘密」


美紀「そうですか、あ、リンさんそのかみください」


リン「なんで?」


美紀「何となく」


リン「……それじゃあ俺はそっち貰う」


美紀「どうぞ」


リン「ん」


美紀「もう帰ります」


リン「ああ」

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