密室でふたり、イケナイコト。
*
「行ってきます……」
今日から7月。
梅雨が明けて、晴れ晴れとした朝のはずなのに、心の中は雨が降ってる。
特訓の期限もあと数日。
今日は仕事がない日だから、いつもだったら
放課後何しようかと、今からウキウキ気分なのに。
今日は成宮もオフのはずだから、いやでも放課後顔を合わせなきゃいけない。
ああ、嫌だなぁ……
せっかく自分の気持ちに気づいたのに、こんなにも後ろ向きだなんて……
好きな人といる時間が幸せだって世間では言われてるけど、わたしにはつらいだけ。
「お母さん、学校休んでもいい?」
声優の演技力をフルに使って、病人のフリをしたけれど……
我ながら、バカだなぁ……自分。
「姉ちゃんは、頭がもはや手遅れなんだから、休んだって無駄でしょ」
「はぁぁぁーーー!!??」
横から割り込んできたクソ生意気な侑。
頭が手遅れって、あんた、わたしをなんだと思ってるの!!?
「って、あっ……」
「………」
「………」
バカでかい声を出してしまったせいで、お母さんにジト目で見られる始末。
ううっ、そんな目で見なくても!!
「行ってらっしゃい」
うわーーーん!!!
侑のバカーーーー!!!!
「行ってきます……」
今日から7月。
梅雨が明けて、晴れ晴れとした朝のはずなのに、心の中は雨が降ってる。
特訓の期限もあと数日。
今日は仕事がない日だから、いつもだったら
放課後何しようかと、今からウキウキ気分なのに。
今日は成宮もオフのはずだから、いやでも放課後顔を合わせなきゃいけない。
ああ、嫌だなぁ……
せっかく自分の気持ちに気づいたのに、こんなにも後ろ向きだなんて……
好きな人といる時間が幸せだって世間では言われてるけど、わたしにはつらいだけ。
「お母さん、学校休んでもいい?」
声優の演技力をフルに使って、病人のフリをしたけれど……
我ながら、バカだなぁ……自分。
「姉ちゃんは、頭がもはや手遅れなんだから、休んだって無駄でしょ」
「はぁぁぁーーー!!??」
横から割り込んできたクソ生意気な侑。
頭が手遅れって、あんた、わたしをなんだと思ってるの!!?
「って、あっ……」
「………」
「………」
バカでかい声を出してしまったせいで、お母さんにジト目で見られる始末。
ううっ、そんな目で見なくても!!
「行ってらっしゃい」
うわーーーん!!!
侑のバカーーーー!!!!