『先生の色』〜桜の下で始まった恋は、色を変える〜

「寒くない?」



日が落ちてきて少し寒くなった



「んー、少し寒いです
…
先生、手、繋ぎたい…」



先生は黙って手を繋いでくれた



花火の時
先生繋いでくれたよね



「先生、一緒に花火も行ける?」



「うん…行けるよ…」



「じゃあ、浴衣着ていく」



「うん…」




「駅の近くに
おいしいパスタ屋さんがあるんです
今度行きませんか?」



「あぁ…行こう…」



「あと、新しくできたカフェも行きたい!
…
ケーキがおいしんですけど
先生、甘いの苦手でしたね…」



「そんなことないよ
食べれるよ」



「あ、そーだ…
来月から美術館で始まる個展があるんですけど
私チケット取るので先生と行きたいです」



「うん…
友達の個展もあるから
オレもまた誘うよ」



「楽しみです!
先生と行きたいところがいっぱいある」



「うん
前は、どこも行けなかったからね…」



「でも…
また、先生の部屋も行きたい…」




「…それは
しばらく、ダメ…」



「なんでですか?」



「ん…寝れないから」




先生といっぱい思い出を作りたい


心のスケッチブックに







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