戀のウタ
「あ!やっべ!リーディングのノート忘れてきた!!」
「はぁ?!」
さっきまでの表情とは打って変わっていつもの恭介の顔に戻る。
しかも発した言葉はいつものダメ発言。
「ちょっとリーディング明日提出でしょ?」
「マジヤベェ!俺先週も忘れてるから絶対チェックされる!!」
「あーもう!なんでいつもそうなの?!」
「わりぃ、取りに行ってくるから先に帰っ…うわぁ!」
アタシの嘆きの声に慌てて恭介は踵を返したがちょうど走り抜けるバイクと接触しそうになる。
アタシと恭介はクラクションを鳴らして走り去るバイクにごめんなさいと慌てて叫んだ。
「恭介、ちゃんと回り見なよ!」
「ごめん!でももう遅いから先に…おわわっ!!」
今度はスニーカーの解けた紐を踏んづけてこけかける。
アタシは慌てて手を伸ばしよろける恭介の手を取って支えた。
ほんの少し汗ばんだ手のひらに再びドキッと大きく心臓が音をたてる。
「はぁ?!」
さっきまでの表情とは打って変わっていつもの恭介の顔に戻る。
しかも発した言葉はいつものダメ発言。
「ちょっとリーディング明日提出でしょ?」
「マジヤベェ!俺先週も忘れてるから絶対チェックされる!!」
「あーもう!なんでいつもそうなの?!」
「わりぃ、取りに行ってくるから先に帰っ…うわぁ!」
アタシの嘆きの声に慌てて恭介は踵を返したがちょうど走り抜けるバイクと接触しそうになる。
アタシと恭介はクラクションを鳴らして走り去るバイクにごめんなさいと慌てて叫んだ。
「恭介、ちゃんと回り見なよ!」
「ごめん!でももう遅いから先に…おわわっ!!」
今度はスニーカーの解けた紐を踏んづけてこけかける。
アタシは慌てて手を伸ばしよろける恭介の手を取って支えた。
ほんの少し汗ばんだ手のひらに再びドキッと大きく心臓が音をたてる。