続・隣人はクールな同期でした。
2章:あなたの事が好きなんです。

新たな問題が発生したのは
ジンが気付いた
ある事実からだった。


「セツナが住んでた隣の部屋
 入居者が決まったみたいだな」


洗濯物を畳むのを手伝ってくれながら
そんな事をポツリ。


「そっかぁ…決まっちゃったんだ」


長く生活していた部屋だったから
離れたときも少し寂しかったけど
新しい入居者が決まった事も複雑な気持ち…。


「え、でもどうして決まったってわかったの?」

「引っ越し業者が来ていたのを偶然見かけたからな。
 荷物を運んでるって事は
 すぐにでも引っ越してくるんだろ」

「なるほどね…」


『隣に知らない人が来るって
なんか変な感じ』
…くらいにしか思ってなかった。


そのときまではーーー



――ピンポーン


玄関のチャイムが鳴り
クローゼットに洋服を片付けているジンの代わりに
アタシがモニターを確認した。

するとそこに映っているのは
20代くらいの綺麗な女性。

アタシには身に覚えのない顔だけど
ひとまず玄関を開けて対応してみる事にした。


「はい…」


ロックとチェーンを外し
彼女と対面。



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