僕の1番大切な人【リニューアル版】
旅行って言う程の距離ではないか…


でも…


1泊だもんな…


姉さんは、楽しみにしてくれてるんだろうか?


それに、もしかして明日、兄さんはあの女性と一緒なのか?


いろんなことが、僕の頭をよぎる…


考えないでおこうと思ってるくせに、ふとした時には、やっぱり何かを考えてる自分がいるんだ。


とにかく、僕は、明日の用意を全て済ませ、シャワーを浴びた。


『今日は早く眠ろう』


朝が来た。


あまり、スッキリしない寝起きになった。


よく…眠れなかったからか…


僕は、荷物を持って、姉さんのところに向かった。


『おはよう』


最高の天気。


この2日間、雨は降らないらしい。


良かった…


少し風もあって心地良い。


『今日は、よろしくお願いします』


『任せて下さい』


姉さんとユウの会話。


自然だ…


『さ、乗って下さい』
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