僕の1番大切な人【リニューアル版】
バイトを頑張ってたのは、いろいろ余計なことを考えなくて済むからだ…


それに、楽しく旅行するには、お金が少しでもたくさんあった方がいいかと…そう思ったし。


それからは、僕もそれなりに会話に入って、いろいろ3人で話した。


他愛もない話を…ずっと。


ディズニーに着いたのは、9時前だった。


入口に立つと、夢の国の雰囲気に包まれた。


姉さんも、すごく嬉しそうで良かった。


園内は、ゴールデンウィークと言うこともあって、かなり混んでいる感じだ。


子ども連れのファミリーが目立つ。


友達同士も、カップルも…みんな、楽しそうにニコニコしている。


ユウの考えた予定に合わせて、僕らはアトラクションやパレードを楽しんだ。


混雑も、プラスに捉えて楽しんだ。


とにかく、ユウがどうとか、そんなこと、何も考えないで、3人で楽しく過ごせていた。


このまま…


大切な人、大切な友人と、ずっと笑っていられたら、どんなに幸せだろうか…
< 56 / 96 >

この作品をシェア

pagetop