僕の1番大切な人【リニューアル版】
自分1人の部屋に帰って、僕は、すぐに眠りについた。


疲れていたはずなのに、眠りが浅かったのか?


僕は…


夢を見た。


ゴールデンウィークでにぎやかな公園。


なのに、まわりを見れば、僕だけが一人ぼっち。


そしたらさ、姉さんが遠く向こうから、歩いて来たんだ。


とても、ゆっくりと…


そして…


僕は、姉さんに駆け寄った。


もう少しで手が届きそうだ。


手を精一杯伸ばした。


でも…


その瞬間、姉さんは…居なくなったんだ。


そう、どこにも。


こんなにたくさん人がいるのに、姉さんだけが居ない。


触れようとしたら、消えてしまった…


僕は、夢の中でも、姉さんに近づけないんだ。


夢の中でさえも…


目覚めてからも、しばらく呆然としていた。


その夢のせいなのか?


心が寂しくて、苦しくて、どうしようもなかった。


その時、突然、電話が鳴った。


兄さんから?
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