上司は優しい幼なじみ
あれから会話もなく、気づいたら私のアパートの前で車が止まった。
シートベルトを外し、車から降りる。

「ありがとうね、おやすみなさい」

「…おやすみ」

たっくんもそれ以上、山本さんのことを話すことはなかった。

重い足取りで部屋に入り、適当にシャワーを済ませてベッドにダイブした。
夜何も食べていないけど、全くお腹空いていない。

今日はなんだか疲れたな…


あっという間に、深い眠りについた。
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