同居中のイケメン幼なじみが、朝から夜まで溺愛全開です!

千景くんは凄まじいほどのダークなオーラに包まれていて、感情の読めない声で続けた。


「好きなんだ? 今野のこと」


多分……今野くんのことをよく思っていないんだ。


なんでなのかは、よくわからないけど……。


「だから一緒にいたんだろ?」


ちがうって、そう言いたいのに──。



すべてを拒むような雰囲気の千景くんを前にすると、言葉が出てこない。

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