仮の総長様は向日葵のような元姫さまを溺愛せずはいられない。


詠佑さんと、知り合いなのか……?

「ん?そろそろ起きる時間なの……」

「そうだよ、こんな状況で良く寝れるな。」

「そう?もうそろそろ悠介、縄取ってくれない?俺、痛い」

彼は悠介さんと言うらしい。それにこの2人はどんな関係なのだろうか……?

「ふざけんなよ!!詠佑さんも裏切ったのかよ!」

そう叫ぶのは岸本アンリ。花凛が好きでそのお兄さんの詠佑さんに慕ってた彼だから……。そんな彼に向かって走っていく。

「アン、リっ……!」

俺が叫ぶ前に詠佑さんが行動に出た。彼が棒パイプを振りかざそうとしたが軽く止めて奪い投げ捨てた。そして綺麗に蹴りを入れた。
すると、アンリは吹っ飛ぶ。

「裏切った、だ?勝手におめーが信じただけだろ?それに、俺が仲良くしたのは花凛の友だちだから。しかも、組を動かしたのは花凛。俺は無関係だ。」



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