モノクロリバーシブル
すべての始まり
ここは……どこだ?

僕が目を覚ますと、暖かい場所にいた。僕は、立ち上がって辺りを見渡す。

えっと……確か、僕はモンスターとの戦いで気を失ったような……。

「目が覚めたかの?春明(はるあき)殿」

誰かに話しかけられて、僕は声がした方を向いた。

そこには、白い髭を伸ばして白いローブに身を包んだおじいさんがいた。

「……おじいさん、誰?」

「初対面の人に、おじいさんとは失礼じゃのう……これでも、まだ千年しか生きとらんわい」

「せ、千……っ!?」

え、何?言ってる意味が、良く分からないんだけど。

「まぁ、驚くのも分かるのう……わしは神様じゃ」

「神様?」

ちょっと、何?この、死んだら神様に会って、僕は転生することに!っていう雰囲気は……。

「その通り!」

突然の言葉に、僕の体はビクリと震えた。

「春明殿、良く分かったな!」

「え、何のこと?」

僕は、苦笑しながら問いかけることしか出来ない。

「お主は、今から転生するのだよ!」

うん。色々と急。

「いきなり何なのさ……説明が欲しいんだけど。ここはどこなの?」

「良くぞ聞いてくれた!ここは、天国じゃ。お主は、死んでここに来た。それを見兼ねた優しい神様が、異世界へ転生させてやろうと言うわけだ」
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