君想ふ
悪魔

私は病院を出て、ある男の元に行った。
その男は、正真正銘の悪魔。
私はこいつと取引をする。
「れんの寿命を延ばして。」
悪魔はニヤニヤしながら私に問う。
「君の命と引き換えだけど、いいの?」
私は怯むことなく答えた。
「ええ。いいわ。」
「了解!では、いい夢を」
目の前が真っ暗になる。

れん、どうか幸せになってね。
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