ずっと君を、信じてる。



ふかふかなソファに座り、紗奈という子を待つ。というか、いきなり男がいたらびっくりするよな…自己紹介でも考えとこうかな。

すると少し、うとうとしてしまったみたいで目を開けると目の前に可愛い女の子。

なんか、お伽話の中から出て来たのかと思うくらいに美少女。可愛すぎだろ。

だからか、「だれ?」と咄嗟に言ってしまった。

この子からしたらおまえが誰だよって感じだよな。

ここ、慶さんと多分この子しか鍵持ってないんだし。けど、この美少女…

目が真っ暗だ。何もかも諦めているかのような瞳をしてる。

まぁ、まずは友達から。友達から始めよう。




< 14 / 146 >

この作品をシェア

pagetop