ずっと君を、信じてる。





「…また、夢か。」


久しぶりにあの日の夢を見ちゃった。学校行きたくないなぁ…一人暮らしをしている家を出て、学校付近になれば足が重く感じる。

学校を辞めることも出来るけど、辞めることも出来ない。

…逃げたくない。
だってあの人がいるから。あの人がいる限り。私は、辞めない。
あの人たちには心配もかけられないし、恩もあるから…。

私は今日も笑顔を貼り付けるけど、アイツらもくるよね…同じ学校の生徒なんだから。

なるべく、弱さは見せたくない。
私は平気だと、彼らが悔しがるくらいの笑顔でいなきゃ。






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