0センチの境界線


「怪獣は怪獣だろ」

「答えになってない!」

「うっせえ!バカ雛!」





───────死んでも言わねえ。

あの瞬間にはもう、雛のことが可愛くて仕方がなくて、それを認めたくない俺が苦し紛れに言った言葉が怪獣だなんて。

絶対に言ってやんない。







~怪獣の秘密 Fin~

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