愛に恋をした
中学生になり、男も家に来なくなった。


でも、母は夜の街へと出かけていった。


寂しかった。


ひたすら母が帰ってくるのを待っていた。


その頃、私は、ピアノ、塾を含め、他にも2つ習い事をしていました。


全国大会へ出場するくらいでした。


期待が大き過ぎました。


『政治家になれ、ピアニストになれ、医者になれ。』


待って待って、私そんなに優秀じゃないよ。



勝手に私の夢を消さないで。


私は小学生の頃から、中学の音楽教員となるのが夢だったのだから。


理想となる中学の音楽の先生に出逢いました。



先生も鬱やバセドー病で苦しんでいました。


でも、必死に働いていました。


先生、もう頑張らなくていいよ。


十分素敵な教員でしたよ。



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