偽りのキス

ピンポーン…



ガチャ…


蒼汰がドアを開けた




3日ぶりぐらいなのに
なんか照れる…




「ハイ…」


私は蒼汰にプリントが入った
クリアファイルを差し出した



「ありがとう
寄ってかない?」



「いいの?」



「アイスおごるって言ったじゃん」




なんとなく部屋にあがるような
気がしてた



たぶん、期待してた





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