俺様社長と<期間限定>婚前同居~極上御曹司から溺愛を頂戴しました~
 すると大きな手が私の足を開いた。

 羞恥と恐怖で一瞬体がこわばったけれど、甘いキスをされ緊張がやわらぐ。

 貴士さんは私の額にこつんと額を合わせ「ようやく綾花を俺のものにできる」とつぶやいた。

 幸せをかみしめるようなその口調に、涙がこみあげる。

 目の前の肩にしがみつき、「貴士さん、大好きです」とかすれた涙声で伝えると、「愛してるよ綾花」と貴士さんは微笑んでくれた。









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