響のツバサ
試み
「ね、ヒビキくん。
まずはキスしよ?」

「断る。」

「お願いー!」

「嫌だ。」

「いいんだね?」

「お前日本語通じないのか。」

「じゃあ、投げキッス!」

...。

「からのほっぺにキス!」

「おい、やめろ。」

「もうしちゃったもんねー!

でも、やっぱり羽は生えないね?」

「お前の羽が先に生えてるからだ。

暑苦しい。」

「えー!?

じゃあ、まず私がちょっとのことで動揺しちゃいけないのね?」

「そうだな。
というか、そうやってぴーぴーうるさいのをどうにかしろ。」

「ぬぅ...。」




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