響のツバサ
「お前、なんで人の家に居候してんだよ。」

「ヒビキくんのお家は
あったかいんだからー♪」

「...変な既視感ある歌を歌うな。」

「ヒビキくん、家ではこっそり羽を生やしてるかもしれないでしょ?
だから、ミヨリがそれを見逃さないようについてるの。」

「背後霊かよ。邪魔だ離れろ。」

「お勉強?
ミヨリも手伝うよ。」

「断る。
そっち行ってお茶でも飲んでなさい。」

「えー。」

「ちゃんということきいたら、少しはお前に構ってあげなくもない。」

「ほんと?」

「ああ。だから今は大人しくしていろ。」

「キスしてくれるの?」

「...少しは。」

「やったー!」

...そこまで羽を生やして喜ぶ必要はあるのか。

というか、掃除がまた大変そうだ。
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