ただ西野くんが好き。




「みんな……ありがとう…」


私と4人は結城くんの族の運転手さんが運転してる車に乗っている。


「心配したぞ、七瀬」


「ごめん」


「でもハンカチ落とすとは流石だね」


「そんなことないよ…」


「…大丈夫?七瀬せんせ」


みんなが私を覗き込んで心配してくれる。


「大丈夫だよ、てか…みんな学校は!?」


「休んだに決まってるじゃん」


「そうなんd、え、えええぇぇえええ!!!!」


「美波がいないのに学校行く意味ないし、探すの当たり前だよ」


「俺は颯に頼まれて」


「ありがとう、結城くん」


「俺も、七瀬せんせが気になった……後学校退屈」


「正直だね、瀬崎くんw」


「まぁあの元カレをやっつけてよかったな」


「そうだなー、ちょっとは復讐出来たかもな」


「俺に言えば早くやっつけたのに」


「だめだ、お前はやり過ぎだ」


「お前に言われたくない」


「みんな強すぎだよ!!」


「そうか?もうあいつのことは忘れろよ?」


「もちろんだよ、もう忘れる」


颯が来てくれて本当によかった。みんなも優しくて学校休んだのは教師として注意しなきゃいけないけど、今は来てくれてありがとうという気持ちの方が大きい。








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