今日もキミに甘え放題






家に帰り、今日は悠くんの家に来ていたけれど。
なんとなく気まずい空気が流れていた。


「きょ、今日はあぶなかったね……!
岸田くんが優しい人で良かったや」

「…………」


うっ……悠くんがひとつも反応してくれない。

恐る恐る腕を突っついてみるけれど、悠くんは完全に無視である。


今度は悠くんの腕にギュッと抱きついてみた。
それでも悠くんはなにも反応してくれないため、自分の好きなように甘えることにした。

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