最高ランクの御曹司との甘い生活にすっかりハマってます
工藤様は、このホテルでの執筆がある程度落ち着いたら、これからは海外を拠点にして執筆活動をするらしい。


素敵だと思った……日本とは違う景色を見れば、きっと、発想も豊かになるだろうから。


ますます工藤様の作品が楽しみになった。


早く、新しい作品を読んでみたい。


「松下さん。そろそろ支度しましょう」


ブライダル部門の方々が、声を掛けてくれた。


今日、いろいろお世話をしてくれる。


絢斗と選んだドレス、長い時間をかけ、有名なデザイナーがとても素晴らしい物に仕立ててくれた。


かなりの金額だろうし、1度きりだからレンタルでいいって私は言ったけど……


『一生に1度だからこそ、後悔のない素晴らしいドレスを用意したい。君にはドレスが良く似合うから』


って……そんな絢斗の想いを、私は有難く受け取ることにした。
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