『妄想介錯人』
《エピローグ》



 真夜中…………






 真里が右のこめかみに短身の銃を当て、自分の脳髄をぶっぱなし、それを撒き散らした時。










































 ウサギは血の滴る牛フィレのレアステーキを赤ワインで楽しんでいた。

 まるで何かを祝うように……

 ステーキには特製のレモンソースがかかっていた。









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